淋菌感染症の再発リスクが生む難治性うつ病

ストレスの多い世の中となったことによって社会からのプレッシャーに耐えられなくなったり、普段の生活の中に耐え難ない悩みを抱えるようになったりしてしまうことで、うつ病にかかってしまう人が増加しています。脳機能の複雑さから
、うつ病がどのようにして起こっているのかということは漠然としてしか理解されていないのが現状であり、その治療も試行錯誤を繰り返して生み出されてきたものです。抗うつ薬として知られているものも多数あるものの、一つの治療薬で症状が改善するということは稀であり、多剤併用によってなんとかコントロールできるというのが一般的です。しかし、それが功を奏さない難治性うつ病になる患者も多く、難治性うつ病となると手のうちようがなくなる場合も稀ではありません。難治性うつ病となる患者の多くは原因と想定されるストレス要因から逃れられない状況に立たされています。比較的近年になってその原因として浮上するようになったのが淋菌感染症のような性感染症です。淋菌感染症は淋菌のキャリアとなっている人との性交渉によって感染するというのが一般的であり、比較的初期に発見できれば数週間で完治することができるようになっています。しかし、長らく放置にしてしまっている状況があると治療に時間がかかることもあり、治療が完了したと判断されても、わずかに淋菌が残っていれば再発してしまうことになります。一度再発の経験をしてしまったり、再発のリスクを大きなものと考えて悩んだりしてしまうと、これは一生の悩みと化してしまうでしょう。なぜその原因となった性交渉をしてしまったのだろうと思い悩んでしまい、難治性うつ病になってしまうということがあるのです。